

ドリームワークスのアニメーション『野生の島のロズ』は笑って泣いて、泣けるエンターテインメントです。
いちばん好きなキャラクターは、ガンのキラリに飛び方を教えるハヤブサのサンダーボルトですね。
ロボットのロズとキツネのチャッカリが、サンダーボルトの巣穴を訪ねて行くと、エサにした小動物の小骨が散らばっていて不気味なのですが、次の場面ではキラリを雄々しく指導している。
もう何年も前のことですが、僕が暮らしているマンションに猛禽類のツミが営巣したことがあります。
自室で仕事をしていたら、外で甲高い叫声が聞こえ、なんだろう? と廊下に出ました。すると、外階段の踊り場でハヤブサのような鳥が、小さな野鳥をついばんでいました。
その日のうちに玄関ホールの掲示板に、営巣しているのはツミという猛禽類であること、保護鳥で駆除できないこと、子育てが終わると飛び去るとの通達が出ました。
ツミの姿は何度か見ました。やはり野鳥を食べていたり、空の高いところを旋回していたりしました。ある時、廊下の手すりにいたツミが、お寺の林に向かって真っすぐに飛ぶのを見ました。ツミは一度も羽ばたかず、人が歩いて15分ほどの距離を1秒ほどで移動したのです。小さく感動してしまいました。
映画のあとは、いつものごとくシネコンのビル1階にあるラーメン店・龍源さんへ。
スタンプカードのポイントで餃子を。鶏だしあっさり正油ラーメンには、映画の半券サービスで味玉をトッピングしてもらいました。