町蕎麦

そぼ降る雨の中、お寺の門前にあるお蕎麦屋さんに出掛けました。
11時と、昼の開店時間が早いのが、町の蕎麦屋さんです。

暖簾をくぐってすぐ左手にあるのが、僕のお気に入りの席です。横に窓があって、お店の前の通りを眺められるのです。そこでは、もちろん雨が降り続いています。

まずは、当然のごとくビールを注文します。
昼に開いたばかりのお蕎麦屋さんで一杯やるのは最高です。ああ、このために生きてるんだといった気分。

ビールのアテに、かつ煮を頼みました。
天ぬきという言葉があります。天ぷら蕎麦の、蕎麦抜きという意味ですね。お酒の肴に、天ぷらだけを頼みたいと。
かつ煮は、かつ丼のご飯抜きというわけで、お蕎麦屋さんらしい酒のアテです。

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