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挿絵
2020 上野亭店主口上 BACK NUMBER

>2020.10

挿絵

平成・令和を生きるルカ。昭和を生きる勇三。孫娘と祖父、ふたりの鋳物師(いもじ)を描くモノづくり小説『鋳物屋なんでもつくれます』を11月6日に小学館文庫で刊行します。
解説は、スポーツジャーナリストの増田明美さんにお願いしました。 〈上野 歩〉
・カバーデザイン:
 長 綾さん(next door design)
・カバー&本文イラスト:
 おとないちあきさん

>2020.9

挿絵

11月に『鋳物屋なんでもつくれます』を小学館文庫で刊行します。ただ今、校正中でございます。

>2020.8

挿絵

宵闇の中、かすかに物がぶつかるような音がします。エレベーターホールにセミがいるようです。仕事場の灯りをつけたら、また音がしました。
部屋を出てゆき、辺りを見回します。すると、アブラゼミがお腹を上に向けて倒れていました。
すくい上げ、外へ解き放ちます。セミは闇の中へ飛んで消えました。自分を飛ばしたように思いました。
〈上野 歩〉

>2020.7

挿絵

シンコを食べると、夏が来たなあと思います。 コノシロの幼魚がシンコ。

シンコ→コハダ→ナカズミ→コノシロと成長するにつれて呼び名が変わる出世魚なのに、大きくなるほどに値段が下がるところが、なんだかおかしい。

近所の馴染みの小料理屋さんにシンコが入ると連絡してもらい、お寿司で味わうのですが、今年は市場で見つけ、妻にさばいてもらいました。板さんは、シンコを下ろすのに、うんと使い込んで刃の減った包丁を用いるそう。それだと、中骨の感触が分かるのだそうです。それだけ、身がやわらかいということ。

小さな刺身を口に入れると、さもないと言えばそうなります。しかし、その味には、夏の陽盛りの明るさがあります。
〈上野 歩〉

>2020.6

挿絵

この時季、大根を買うのは、お昼におろし蕎麦が食べたいからです。大皿に冷やした蕎麦を盛り、大根おろしを添えて冷たいつゆをかけます。大根のしっぽのほうは、けっこう辛味の強いおろしになりますが、鬱陶しい梅雨空のもと、さっぱりしますよ。 〈上野 歩〉

>2020.5

挿絵

ステイポジティブ――。
いきなり文庫化お仕事小説『市役所なのにココまでするの!?』(双葉文庫)を刊行しました。
〈上野 歩〉

>2020.4

挿絵

新人公務員・テンメーちゃんの奮闘記。
『市役所なのにココまでするの!?』(双葉文庫)を5月14日に刊行します。〈上野 歩〉
装幀:高柳雅人さん
装画:前田なんとかさん
※商品では一部変わる可能性があります

>2020.3

挿絵

新しい小説の舞台は市役所――自分で仕事をつくる職員たちの姿を描きます。5月に『市役所なのにココまでするの!?』(双葉文庫)を刊行します。 〈上野 歩〉

>2020.2

挿絵

真冬に東北の温泉を訪れました。未明の闇の中、露天風呂に浸かります。頬は冷たいのに、手と足の先はじんじんする温泉で、来(こ)し方行く末を思います。
ふと、しんとした空気を切り裂くような警笛とともに、渓谷の向こうを2列編成の列車が窓の明かりだけを浮き上がらせ、走り過ぎました。乗客はたぶんふたり。列車はそのまま銀河へと向かいました。 〈上野 歩〉

>2020.1

挿絵

大寒の日は、お赤飯を食べます。
もち米は冬に似合います。そして、春にも。
一番寒い頃、春待つ心でハレのお赤飯をいただく。大感謝(大寒)祭なのです。 〈上野 歩〉

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