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/ 上野 歩
monthly essay / ueno ayumu

ぴー吉 第91回『岡山旅日記』

挿絵 依頼を受けている原稿の取材で岡山の温泉町に行く。仕事とはいえ温泉は温泉――それなりにたのしもうという意気込みはもちろんのことだ。
 川崎市にある専修大学の講義を終えてタクシーで新横浜駅へ。そこから新幹線に乗って岡山に向かう。
 待ち合わせの約束をしてあった岡山駅の新幹線改札に行くと、すでに前の便で到着していた編集部のアッコさん、N子さん、☆子さんの3人の女性が立っていた。
 なぜに20代の、いずれも見目麗しい女性スタッフが3人も同行するのだろう? とは、思ったけれど、とくに事情は追求しなかった。20代のむさ苦しい男性スタッフ3人が同行するとなったら、「どうして? ねえ、どーして?」とシツコク理由をきいたかもしれないけど。
 駅でレンタカーを借りて、そこから1時間半ほどのところにある温泉町へと向かう。
 運転は、アッコさんがする。N子さんはペーパードライバーだというし、☆子さんと僕は免許を持っていない。
「だいじょうぶですか?」
 と僕がきくと、
「久し振りだけど、走りだせば、なんとなく思い出すハズです」
 とアッコさん。
 まあ、アッコさんは高校時代、新体操の選手だったというし、その運動神経にかけよう。「それと車の運転とは関係ないですよー」とアッコさんは言っているけど……。
 まあ、そんなこんなで車は発進した。

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