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ぴー吉 上野 歩 /
第215回 『キリの理容室』(後編)・・・P2


挿絵

ふじた:黒沢監督のほかに、ご自身で影響受けていると感じるクリエイターの方っていらっしゃいますか。

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上野:クリント・イーストウッドの映画は公開されると観ちゃいますね。まず取り上げる題材に興味があります。それを腹八分目でつくる、肩の力の抜き具合がいい。イーストウッドの映画はあまり長くないのがいいです。

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ふじた:クリ監督作品の中で、特にこれ最高という映画はありますか?

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上野:イーストウッド監督の話をしておきながらなんなのですが、好きだけど影響は受けてませんね。僕は、小説を書くのに腹八分目で肩の力を抜く、なんて余裕はありませんから。それに、僕にとってイーストウッドは監督じゃなくて、やっぱりスター俳優。ゆっくり歩いてきて、.44マグナムを撃つ。一番好きなのは『ダーティハリー』です。しかも、山田康雄の吹き替え版ね。

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ふじた:なるほど、俳優イーストウッドさんのカッコよさには影響を受けていると。しかし、全体的に勇ましいチョイスですね。お仕事小説も戦いというか、挑戦が柱にあると思いますので通じるところは多いんだろうなと想像します。一方で上野さんのお仕事小説では恋愛も物語の要素になっています。ロマンスを物語に絡ませるというのは自然な流れとして出てくるものでしょうか? それとも狙いがあってとか?

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上野:そこはそれ、勇ましいばかりだと、殺伐としてきますものね。

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