
朝湯の後、ホテルの屋上に行ってみた。
見下ろすと、すぐそこまで波が打ち寄せてる。
こんなに波打ち際が近い宿は初めてだよ。

朝食のビュッフェは、洋食にしたよ。
和食続きだかんね。

2日目最初の観光は、出崎埠頭から宮古うみねこ丸に乗って三陸海岸クルージングと洒落こむ。
とはいえ、乗船時間は10分ほどなんだけどね。

その短い乗船時間にもかかわらず、乗客が放るパンを求め、ウミネコの群れが襲いかかってくる。
あちしは、くちばしにくわえられてさらわれないかと冷や冷やもんだったよ。ウミネコたちの落とし物にも要注意さ。

無事に浄土ヶ浜に上陸。
来るのは2度目だけど、不思議な風景だよね。浄土にも黄泉にも映る。その人の心の鏡次第なり。

お昼は浄土ヶ浜レストハウスにて、海鮮丼ときたもんだ。
午後の観光に備え、英気を養う。

宮古から盛岡に1時間半ほどかけてバスで移動。途中、北上山中において通り雨に遭遇する。
盛岡に着くと、また晴れてた。
岩鋳(いわちゅう)さんで、南部鉄器の工房見学。

南部鉄瓶で淹れたお茶はさぞおいしかろう。
けど、生来の器好きに加え、実家仕舞いをしてまたたくさんの和洋食器を受け継いだもんだから、家に幾つかある戸棚はどれも満杯。
ここは見るだけにとどめる。

続いてあさ開の酒造見学さ。

唎酒(ききざけ)を楽しむ。

迷った末、食中酒に適した純米吟醸大辛口水神を選ぶ。
お酒だったら飲んじゃえばいいんだから、いくらでも気がねなく買えるわさ。

今宵の宿はホテル紫苑さん。
ホテル到着から夕食まで1時間しかなく、2階と3階にある2種類の温泉をいそがしく湯めぐりする。
ほら、やっぱり湯上りでビールを味わいたいじゃないのさ。
夕食はしゃぶしゃぶがメイン。大っきな牛肉だったよ。最初の1枚はね。
お酒は地酒の酔仙大吟醸にしたよ。

〆はお蕎麦。

ロビーで開催された伝統芸能・さんさ踊りを鑑賞。
そういえば、早い夕食の後、ホテルの人に教えてもらってこのロビーから夕焼けを見たんだ。
岩手山の背後に広がる澄んだ茜色は、東京でいつも目にしてる焼けつくようなオレンジ色とはまた違って、それはそれはキレエだったよ。今もあの色は、あちしの心の中に。

盛りだくさんな一日だったね。
おやすみ。
