近所の蕎麦屋

長命寺蕎麦豊島さんがお店を閉めてから、蕎麦屋放浪が続いていました。
年の瀬には東池袋の浅野屋さんに入ったりもしたのですが、やはり蕎麦屋というのは電車に乗って出掛けたりするのではなく、近所にあるお店に散歩のついでにふらりと入りたい。

すると妻が思い出したんです、こちらに引っ越してきたばかりの頃に1度だけ入った蕎麦屋さんがあったのを。もう30年前ですよ。
で、ふたりで行ってみました。普段はあまり使わない道にあるお店です。
大村庵さん。
11時開店らしく、僕らが入った12時過ぎはいっぱいでしたが、そのお客が出てゆくところ。ちょうど第一波が過ぎようとしている感じでした。

僕が頼んだのは、かつ丼とミニせいろのセット。そうなんですよ。こういうのが置いてある、気取らないお店に入りたかったんです。

肉なら豚肉がいちばん好きだという妻が選んだのは、肉南蛮そば。

僕らが座ったのは椅子席ですが、座敷には木彫りのえびすさんやケースに入った日本人形がある。
そうそう、こんな感じのお店。
周りは第二波のお客でにぎわい始めています。そして平日の昼間にもかかわらず、「ビール1本」「サワーね」という声も聞こえるではないですか。

近くを通ったおばちゃんに、「ビールちょうだい」と僕も頼みます。
すると、あんたも飲むの? といった顔をされてから、「グラスは?」と訊かれました。「ふたつ」
お通しが、キュウリの塩もみというのも嬉しい。

お蕎麦とかつ丼のお味はさもない、といっては失礼になりますね。フツーにおいしい。




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